寒空
お正月には、必ず凧揚げをしたものだ。
僕の実家は、お向かいさんが無い。川沿いに住んでいたから。
で、電線も遠いので、凧揚げには恵まれた環境だった。
でも、凧揚げはひとりで始めるのが難しい。
誰かに片方を持っていて、風の様子をみながら、いち、にの、さん!で手を離してもらい、あげる人は全力疾走したものだ...
そんな状況を一変させたのが、「ゲイラカイト」だった。
アメリカから直輸入(直輸入というが、いまどきケープタウンやらボンベイに寄り道するほうが珍しいよね)の、目玉模様のついた、ひし形の凧。
今じゃ凧も普通はひし形の方がメジャーで、長方形のものはあえて「和凧」という名前が付いているが、当時の子供はゲイラカイトを競って買ったものだ。
ウチでもお年玉を貯めて、正月過ぎにゲイラカイトを買ってもらった。
早速あげてみると、上手にやれば一人でも揚げられる。
しかも、微風でもちゃんと揚がる。コマーシャル通りのおもちゃだった。
ウチの前は川だから、どれだけ糸を伸ばしても邪魔するものはなかった(今は高圧線があるから駄目だけど)。
ある日調子に乗って、糸を一巻き全部使って揚げていた。
すると、突然強い風が来て、糸が途中で切れた!
うわぁ、やばい!
とりあえず、取りにいくには、川の向こうに渡る必要がある。
自転車に乗って橋までさかのぼり、30メートルほどの橋を渡り、川沿いの道を全力疾走!!
あった!!
道路の上に落ちていた。
あと50メートル。
すると後方から車が追い越していった…
次の瞬間、ゲイラカイトは車に踏まれ、骨折した痛々しい姿で僕の腕に抱かれていました。
そして、僕は涙を浮かべながらトボトボ夕暮れの道を帰りましたとさ....。
僕の実家は、お向かいさんが無い。川沿いに住んでいたから。
で、電線も遠いので、凧揚げには恵まれた環境だった。
でも、凧揚げはひとりで始めるのが難しい。
誰かに片方を持っていて、風の様子をみながら、いち、にの、さん!で手を離してもらい、あげる人は全力疾走したものだ...
そんな状況を一変させたのが、「ゲイラカイト」だった。
アメリカから直輸入(直輸入というが、いまどきケープタウンやらボンベイに寄り道するほうが珍しいよね)の、目玉模様のついた、ひし形の凧。
今じゃ凧も普通はひし形の方がメジャーで、長方形のものはあえて「和凧」という名前が付いているが、当時の子供はゲイラカイトを競って買ったものだ。
ウチでもお年玉を貯めて、正月過ぎにゲイラカイトを買ってもらった。
早速あげてみると、上手にやれば一人でも揚げられる。
しかも、微風でもちゃんと揚がる。コマーシャル通りのおもちゃだった。
ウチの前は川だから、どれだけ糸を伸ばしても邪魔するものはなかった(今は高圧線があるから駄目だけど)。
ある日調子に乗って、糸を一巻き全部使って揚げていた。
すると、突然強い風が来て、糸が途中で切れた!
うわぁ、やばい!
とりあえず、取りにいくには、川の向こうに渡る必要がある。
自転車に乗って橋までさかのぼり、30メートルほどの橋を渡り、川沿いの道を全力疾走!!
あった!!
道路の上に落ちていた。
あと50メートル。
すると後方から車が追い越していった…
次の瞬間、ゲイラカイトは車に踏まれ、骨折した痛々しい姿で僕の腕に抱かれていました。
そして、僕は涙を浮かべながらトボトボ夕暮れの道を帰りましたとさ....。
コメント
(ノ_・。)
一時期スポーツカイトとか、サーフィンの動力源に凧を使うのがありましたが…まだあるでしょうけど…
唐突に『赤影』で凧に乗って登場してたのを思い出しました(^-^)
登場したおじさん(白影?)は高笑いしてましたが…風がかなり強くないと、あれは無理ですよね…
僕はその前に高所恐怖症なんで…事前に充分トイレに行っておかないと…
唐突に『赤影』で凧に乗って登場してたのを思い出しました(^-^)
登場したおじさん(白影?)は高笑いしてましたが…風がかなり強くないと、あれは無理ですよね…
僕はその前に高所恐怖症なんで…事前に充分トイレに行っておかないと…
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想像しただけで…
近年凧上げはめっきり見かけませんね。
自分が知らないだけかもですが
伝統的な遊びである凧上げを絶やしたくないですね